まず住宅ローンとは
マンションを購入するとなりますと湾岸エリアでは8000万円以上
といった価格も当たり前になってきました。現金での購入が難しく
そこで、銀行でお金を借りてマンションを購入し
入居しながら返済をしていくことになります。
銀行が個人に対して住宅を購入するための資金を融資するのが
住宅ローンです。
ユッキーが不動産会社に就職した約15年前は、勤続年数や属性を
厳しく問われたこともありましたが、現在では審査基準も
緩やかになってきております。
フラット35では、アルバイトでも借り入れが可能なケースがあるそうです。
住宅ローンの返済期間は80歳完済が最長となりますが
定年退職は60歳から65歳となっておりので、退職金・年金等を把握して
月々のお支払いは、返済期間を長めにとり節目節目で繰り上げ返済が
安全な資金計画となります。
マンションを購入する際の注意点は下記となります。
1.登記簿面積が40㎡以上※専有面積よりも小さくなりますのでご注意下さい。
2.間取りが1LDK以上※単身者でワンルームは投資目的と判断される可能性が有
3.みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の融資を受けられること
4.駅から徒歩10分以内※10分以上は下落率が大きく売却価格以上のローンが残る可能性があります。
5.新耐震基準※建築確認が1981(昭和56)年6月1日以降の物件
6.住宅ローン減税適応物件
7.違法建築物や嫌悪施設が周辺にある物件はNG
8.所有権※借地権の場合更新料や大規模修繕時に承諾料が必要となるケースがあります。
9.ボーナス併用・ペアローンでないと支払不可能な資金計画※1年分の生活費は現金で手元。
10.中古市場で需要がある地域か?※離婚する可能性も含めて購入して下さい。
住宅購入をきっかけにライフイベント表を作成することをおすすめしております。
ライフイベント表とは自分と家族の将来の予定、目標や希望などを時系列に表したものです。
子供を大卒にしたいが、4年間の学費については把握していないでは、話になりません。
可処分所得でお考え下さい。可処分所得とは、年収から税金や社会保険等等を控除した金額です。
さらに積み立てニーサやイデコをされている方は、手取り収入にて計算をして下さい。
変動金利・固定金利について
変動金利が主流では、ありますがこの後の展開によっては固定金利を選べれる方も増えるいくと考えます。変動金利を選択した場合は、金利は6か月毎に変動致します。ここで注意していただきたいのが毎月の支払いは5年間変わらないんです。返済額が変わらない間に金利は変動しますので5年毎に返済額を調節します。金利が上昇していた場合は、それに伴い返済額もアップいたします。ただし、急激な金利上昇は、日常生活に影響を及ぼしますので返済額の1.25%を超えないように定められております
変動金利を選択して、金利が大幅に上昇した際は繰り上げ返済が効果的ですので、手持ち資金余力をもたせておくことをおすすめしております。金利ミックス型の商品も御座います。※事務手数料等の負担が生じることがあります。
金利によって、支払総額は大きくことなります。
8000万円 35年 変動金利 0.6% 月々の支払 211,223円 支払総額 88713709円
8000万円 35年 固定金利 1.6% 月々の支払 248,885円 支払総額 104531770円
1%の金利の違いで8000万円の支払いが1億越えに!!
住宅ローン減税終了後は繰り上げ返済も一つの選択肢ですね。
約15年前の住宅金融支援機構の住宅ローン適応金利は3%を超えておりましたので
借り続けている方は借り換えもご検討下さい。
住宅ローンの返済に困ったら
人生は長く、思ってもみないことがたくさんおこります。
病気をすることもあれば、一流企業が不景気により倒産なんてこともあります。
支払いが困難になることが予想される場合は、
銀行担当者と面談を行い、返済スケジュールの見直しを相談してください。
滞納する前に相談することが重要です。
くれぐれも消費者金融等にてお金を借りないでください!!!
金利差を考えると将来的に生活を圧迫することは明白です。
住宅ローンの支払いが困難になった場合も優良な住宅を購入していれば
売却益による全額繰り上げ返済が可能です。
良い物件の購入と無理のない資金計画をたてれば住宅ローンの返済で
失敗する可能性は限りなく小さくすることが可能です。
皆様もこのブログをきっかけに物件購入含む将来の支出について考えて頂けますと幸いです。
以上、住宅ローンアドバイザーのユッキーでした!!!
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